
ウッドカーペットとは
ウッドカーペットとは敷きやすいカーペット状にしたフローリングのことで 敷くだけで誰でも簡単にフローリングにリフォームできる画期的なDIY商品です。 畳のお部屋に敷けば和室から洋室に簡単にリフォームできます。
フローリングのリフォームはとても高額ですが、このフローリングカーペットなら工事も不要なのでリーズナブル。 敷くだけの設置なので、要らなくなったら簡単にはがして元に戻すことができるのもメリット。 床を保護する効果もありますので、賃貸物件の引っ越し前に敷いておけば、退去時に床の修繕費用を請求される心配もありませんし、自分の好きなカラーのフローリングで生活することもできます。
フローリングカーペットはこんな方におすすめ
- 畳のお部屋をフローリングに簡単リフォームしたい方
- 自分の好きなフローリングに模様替えしたい方
- 賃貸の床を保護したい方
- 低予算でフローリングにリフォームしたい方
- 展示ブース用のフローリング床をお探しの方
フローリングカーペットには2種類あり、表面が天然木でできているものや木目をプリントしたフィルムを貼り付けたものをウッドカーペット、表面がコルクでできているものをコルクカーペットと呼びます。
フローリングカーペットの種類
①ウッドカーペット

表面が天然木や、木目をプリントしたフィルムでできているタイプのフローリングカーペット
②コルクカーペット

ワインの栓でおなじみのクッション性のある天然コルクをシート状にして表面に貼り付けたフローリングカーペット
フローリングの表面は一見同じように見えますが、実は突板、プリント化粧板、無垢材の大きく分けて3つの種類があります。
①突板(つきいた)
天然木を薄くスライスしたシートやコルクシートを貼り付けたタイプで天然木ならでは優しい肌触りをリーズナブルに楽しむことが出来ます。
②プリント化粧板
木目をプリントしたフィルムを貼り付けたタイプで、天然木ではないですが表面に天然木の凹凸を表現したエンボス加工を施しているタイプは手触りも本物の木に近くなっています。希少価値の高い木でもプリント化粧板であればリーズナブルに再現することできます。
③無垢材

1枚の木をそのまま切り出したタイプ。最も高価ですが丈夫で断熱性が高く、天然木本来の良さを最も味わえます。
そして突板やプリント化粧板は中材と呼ばれる素材に貼られています。中材には合板とMDFの2種類があります。(無垢材は中材と表面が一体になっています)
①合板
丸太を薄くスライスして作られたベニヤという薄い板を複数枚重ね接着した板です。繊維を互い違いに重ねているので無垢材よりも反りにくく、あらゆる角度からの負荷に強い特徴があります。
②MDF(Medium Density Fiberboard)
中質繊維板や中密度繊維板と呼ばれ、細かく粉砕した木材等を板状に成形したもので、成形しているため強度にばらつきが少なく、反りやねじれが生じにくい均質性があるため、住宅建築や家具などの材料としても利用されています。
合板より安価ですが重たいのと水に濡れると反ったり柔らかくなったりします。
天然木を使用したフローリングカーペットの表面には耐久性アップや機能性を持たせるなど、お掃除を簡単にするために塗装が施してあるものがあります。
③硬質UV塗装
紫外線(UV)を照射することで硬化する特殊な塗装。丈夫で汚れにくく、拭き掃除もサッとできます。うっかりタバコを落としても焦げ跡が残りにくい丈夫な塗装です。
④抗菌加工塗装

まな板にも使われるSIAAマーク取得の抗菌剤を表面の塗装に混ぜてあるため雑菌の増殖を抑えます。小さなお子様やお年寄りのおられるご家庭におすすめです。
⑤ウレタン塗装
天然木の家具などにも用いられている、ウレタン樹脂で表面をコーティングする塗装。表面を樹脂で覆うことで天然木の良さを損なわず、汚れをはじき簡単にお掃除することができます。
当店で販売している全てのフローリングカーペットには、有料オプションとしてエコキメラ®の抗菌・消臭・防カビ性能を追加することができます。

フローリングカーペットのサイズの選び方
当店のフローリングカーペットのサイズ展開には3畳、4.5畳、6畳、8畳、特大300×400㎝があり3~8畳にはそれぞれ団地間、江戸間(関東間)、本間(京間・関西間)があります。
1畳というのは畳(たたみ)1枚の大きさのことですが、日本には団地間(だんちま)、江戸間(えどま)、中京間(ちゅうきょうま)、本間(ほんま)という4種類の異なる畳のサイズがあります。
そのため同じ6畳でも、団地間の6畳と江戸間の6畳はサイズが異なります。
フローリングカーペットを購入する際は、必ずご自身のお部屋のサイズを巻き尺などで計測してください。
当店のフローリングカーペットはお部屋の規格サイズより少し小さく作られています。
布製のカーペットならお部屋より少しくらい大きくても敷き込むことが出来ますが、木製のカーペットは1ミリでも大きいとお部屋に敷くことが出来ません。
ですので、フローリングカーペットはあらかじめお部屋の規格サイズより小さく作られています。
ちなみに江戸間6畳の規格サイズは縦261×横352㎝ですが、当店のフローリングカーペットは縦260×横350㎝になっており、縦が1㎝、横が2㎝小さく作られています。
1㎝や2㎝の隙間が空くのが嫌だと言われる方もおられるかもしれませんが、両側合計で1㎝ということは、片側は5ミリの隙間ですので実際に敷き込んでみるとほとんど気になりません。
フローリングカーペットの基本的な構造は幅約4.5㎝~7㎝のフローリングの板が裏地の布と接着されており、裏地の素材は丈夫なキャンバス地のコットン布と柔らかな不織布の2種類があります。
フローリングの板同士はくっついておらず、この裏地に貼り付けられていることで板同士が連なり、カーペットの形状を保っています。

板と板同士の隙間(板目)に沿ってカッターナイフで裏地をカットすれば、簡単にサイズを小さく調整することが出来ます。

板目以外の部分をカットする場合は、合板用の目の細かいノコギリを使ってカットすることが出来ます。
大型のカッターナイフでも繰り返し切り目を入れていく事でカットすることもできますが、フローリングカーペットは長尺のため、かなり大変ですのでノコギリでの加工がおすすめです。
柱の凹凸など部分的にカットしたい場合には、ST-200シリーズは他のシリーズに比べて、多少カッターでも切りやすい仕様になっています。
ノコギリでカットした断面はささくれ立っているので、サンドペーパーでささくれを整えてください。
そんな面倒なカットですが、当店ではオーダーカットも承っています。 縦横のサイズ調整はもちろん、柱が飛び出している凹凸部分や、掘りごたつ用の穴など、お客様のお部屋に合わせて、ご希望のどんな形にでも加工することが出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください。→オーダーカットのページ(ページを整える)
オーダーカットでは既成サイズのフローリングカーペットを小さくカットすることはできますが、大きくすることはできません。
既成サイズより大きなお部屋にフローリングカーペットを敷き込む場合は、複数枚を並べて敷いてください。
フローリングカーペットの敷き込み方について
フローリングカーペットが敷ける場所は、凹凸のないフラットで固めの床です。 たたみの上やコンクリート、フローリングの上はもちろん、毛足が短めであれば絨毯の上にも敷くことが出来ます。

沈み込むような柔らかいじゅうたん等の上に敷いてしまうと、板と板の隙間に手足を挟んでけがをしてしまう恐れがありますので固めの床がおすすめです。
また一部分陥没していたり、ふすまのレールの上など凹凸のある場所に敷いてしまうとフローリングカーペットが割れたり、表面の耐久性が著しく低下してしまう恐れがあるのでおすすめできません。
フローリングカーペットは通常のカーペットと違い表面が外側に巻かれています。 お届け時は梱包ケースに丸まった状態で入っています。

敷き込み方にはコツが要りますので、こちらをご覧ください。→フローリングカーペットの敷き込み方法(リンク先ページを整えるか、敷き込み方法の動画を表示させる) フローリングカーペットは大型商品のため、重たいので通常は大人二人での敷き込みを推奨していますが、大人一人でも敷きやすい2分割タイプのフローリングカーペットもご用意しています。 通常は縦260㎝横350㎝の江戸間6畳サイズ1枚のフローリングカーペットを縦130㎝でカットして130×350㎝2本にしたタイプです。

半分の重さになるので、敷き込みやすいメリットはありますが、お部屋の真ん中にカーペット同士のつなぎ目が残りますし、つなぎ目にゴミが入りやすくなってしまうデメリットもありますので敷き込みに問題がなければ2分割タイプより、繋ぎ目のない1枚タイプの方がおすすめです。

また、女性の方やご高齢の方、ご自身で敷き込みが出来るか不安な方のために、専門のスタッフが2名体制で開梱から設置、さらには梱包資材の回収までしてくれる開梱設置便サービスも有料オプションとしてご用意しております。→開梱設置便のページ(ページを整える)

おすすめのフローリングカーペット
沢山の種類があるフローリングーペットですが、どれを選んだらいいのかわからないという方のためにおすすめ商品をいくつかご紹介します。
全てのフローリングカーペットの特徴を見る→特徴を一覧にしたページへ(ページを作る。または今あるページを整える)EC通販のデメリットは実物の商品を見ることが出来ないことですが、ご自身のお部屋に合った色を探したい方や、パソコンやスマホの画面で見た写真と実物の色味が違ったりするのが心配な方のために、実際のフローリングカーペットをカットしたサンプルを無料でお送りしています。
フローリングカーペットのよくある質問
Q.フローリングカーペットは畳の上に直接敷けますか?
A.はい、直接敷けます。フローリングカーペットの裏面はコットン布や不織布が貼られているので、畳を傷つける心配もありません。
Q.フローリングカーペットの下にダニやカビが発生しないか心配
A.敷くことでダニやカビが発生することはありません。ダニはそもそもどこにでもいますし、フローリングカーペットの表面に好んで出てくることもありません。
どうしても心配な方はダニ用の殺虫剤を散布してください。またカビもフローリングカーペットを敷いたからといって発生しません。湿度が極端に高い場合や、湿気がこもりやすいお部屋ではカビの発生確率は高くなりますが、その場合はフローリングカーペットを敷いていなくても発生します。通常のお部屋では全く気にする必要はありませんので、ご安心ください。
Q.お部屋のサイズちょうどで注文したほうが良いですか?
A.フローリングカーペットはお部屋より1ミリでも大きいと敷くことができませんので、必ずお部屋より1㎝以上小さいサイズをお選びください。
Q.私の家は団地なので、団地間を選べばOKですか?
A.団地でも団地間の規格サイズではない場合もありますので、ご注文の際には必ずお部屋の実寸を巻き尺などで計測してください。
※お部屋のサイズは必ずしも左右対称ではございませんので、複数個所での計測をおすすめしております。
Q.既製品のサイズよりお部屋が小さい場合はどうしたらいいですか?
A.既製品をご希望のサイズにオーダーカットすることができます。タテヨコのカットはもちろん、柱部分の切り抜きなども可能です。
詳しくはこちらのページをご覧ください